こんにちは、参謀ドットコムプロデューサーの土田建太郎です。

7月30日(金)より、事業再構築補助金の三次公募が開始されました。

今回は「最低賃金枠」「大規模賃金引上枠」の２つが新設されました。

最低賃金を全国平均で28円引上げることが決まったことへの対応と考えられます。

社員の雇用や賃金をあげて成長を目指す中小企業の方たちには申請のチャンスです。

また緊急事態宣言の延長も考慮されたのか、二次公募で終了する予定であった「緊急事態宣言特別枠」もそのまま残っています。

コロナ禍により売上が大きく減少した事業者様にとっては、救済という意味でもありがたいものになるかと思います。

ただ一点気を付けたいのは、「補助金ありき」の申請になってはないかどうか。

弊社では毎日10社以上の事業者様から相談をいただきますが、事業を大きく変えて成長を目指したいというよりは、既存事業の延長線上で考えられているケースが多く、要件にはまってこないケースが多く見受けられます。

もちろん既存事業で培ってきたノウハウや資産は大いに活用すべきではありますが、それありきでは思い切った転換はできないと考えています。

また弊社は「中小企業支援のプロフェッショナル集団」であり、「補助金支援のみ行うコンサルタント」ではないので、要件にはまらない案件を申請優先でお手伝いすることはありません。

未来の事業をしっかりと考える、従業員の方を大事にして会社を成長させたいと考えている、そんな事業者様のお手伝いをしたいと考えております。

大型案件のみ支援する会社さんが多い中で、弊社では申請金額が大きくない企業様でも対応いたします。

ぜひそういった事業者様がいらっしゃいましたら、いつでもご相談ください。